電影館『あ』行


....... 2000年12月24日 (Sun) .......

 
『あなたに降る夢』
ニューヨークのあるカップルの実話を元にしたという、おとぎ話のようなハートフル・ラブ・ストーリー。コミカルで、ほっこりと安心して見ることの出来る1本です。つっこみ所も多々ありますが、単純に楽しめる好きな1本。(いい人すぎてムカつく〜〜…なんて思っても言〜わない(笑)!)

「チップの持ち合わせがないんだ。その分もしこの宝くじが当たったら、半分君に渡すよ。」ニューヨークに住む心優しい警官チャーリー(ニコラス・ケイジ)は、立ちよったレストランのウェイトレス、イヴォインヌ(ブリジット・フォンダ)にそう約束します。当たるはずはないと当人同士も思っていたたあいない約束は、宝くじが大当りしてしまったために、周りを巻き込んだ大騒動に。200万ドルのチップが人間関係を変え、騒動の中で引かれあっていくチャーリーとイヴォンヌ。しかし、お互い既婚者だったため、宝くじの全権利を主張するチャーリーの妻によって事態は裁判にまで発展……。
彼等が優しいってのはよく分かるんですが、ちょっと誇張された描かれ方が鼻につきもしました。(地下鉄駅で金まいてたり。)いや、おとぎ話な作りなんだから、分かりやすく比喩っぽいまでの表現でもいいんだよね(><)(笑)。裁判シーンなどは「どんなに純粋な愛だと主張しても不倫は不倫」という本当ならシリアスにもなりそうなネタを、強欲で小知恵の働く悪妻と、優しくて純なゆえに立ち回りのヘタなイヴォンヌの極端な対比で、コミカルに展開。ラストのどんでん返しは、わかっていても痛快で気持ちいいです。最後まで優しさを忘れない彼等を助ける記者の名前がエンジェルっていうのも、おとぎ話風に徹底していていいですね(^^)vニコラス・ケイジの情けなさっぷりが、これが素なのか!と思うほどハマっていて好きです(笑)。

お勉強的な意味ではちょっと頭の弱そうなイヴォンヌが、でも本当に大切な物は何か、ちゃんと間違えずに捕まえておいたからこそのハッピーエンドは、うう〜んといろいろ唸らされます(笑)。だって、ねえ、一人暮らしで苦労して、あげく騙されるように何もかも失うって時に、やっぱり何もかも失ったヒトをそれでも選べるかって聞かれたら難しいよなあ(笑)。何もかもを無くさなきゃ素直になれないものなのかもネ。
うぬう、そんな事言ってるからクリスマスにも一人でネット繋いでるんだよな(笑)!

監督:アンドリュー・バーグマン。主演:ニコラス・ケイジ/ブリジット・フォンダ/1994年作品。

No.(11)

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