「地球が大変アメリカおおはしゃぎ(※)」ジャンルの中ではだんとつお気に入りの1本です。 なんといっても徹底したアメリカ賛歌とお気楽さがいっそ清々しくてヨイです。いきなり攻めてくる宇宙人、地球の危機を救うのは当然アメリカ(とMacintoshのコンピューター(笑))だ!『我々は抵抗せずして滅びはしない!7月4日は、これからは違った意味を持つ。我々アメリカの独立記念日であると共に、地球人類の独立記念日なのだ!』自分がアメリカ国民だったらきっと、一緒に熱くなって拳ふりあげちゃうかもなあと思う大統領の演説(笑)。絶対日本の総理では成り立たない一大エンターテイメント国家高揚映画です。なんかバカにしてるっぽいですが、好きなんですって(笑)。矛盾やそんなアホなという突っ込みどころは沢山ありますが、真面目に作ってる所が愛しくて見ないふり。これはSF大作なのか、B級エンターテイメントなのか悩むところ(笑)。
登場人物の性格や配置も的を得ていて、ワキを含めてバランスよく書き分けられています。それが全体通しての記号としてのバリエーションであっても、この映画に関しては気にしなくてよし。そりゃそうとジェフ・ゴールドブラムの横にならぶと、ウィル・スミスがちまっと可愛くみえるから不思議! なんといっても前半のチラリズムの引きが、いいですねえ。見えそうで見えないスカートの中のごとく、デカすぎるせいもあるけどなかなか全貌が分からないUFOの出し惜しみっぷりったら!群衆が空を見上げても、部分しか見えないというのは、リアリズムか予算の都合か(笑・実際かなり低予算でガンバって作られたらしい)。よく見えないから恐ろしくて不安、でも逃げるよりまず気になって、ヘリを飛ばしたり、屋上に上ったりする気持ちわかるヨ(笑)。実際宇宙人がその姿を現わしてからは、急に恐怖感はなくなります。「正体みたり枯れ尾花」(※2)な所もありますが、舞台はロズウェル事件がらみでエリア55に移動し、反撃のための頭脳合戦(?)になるので、もう怖くなくてもいいのです(笑)。 体言止めのカット割りもリズムがあって心地よいです。目新しい方法じゃないけど「チェックメイト!」「カウントダウン」などと、パっと見せ場で切り替わる編集が多いんですね。…ま、でも、あまり深く追及するよか、ノリで単純に楽しむのがこの映画の見方な気がするよ!
余談:先月出たミレニアムエディションのDVDボックスを買ったのですが、あれのおまけ(2枚目)の隠しコマンドの入力方法が今だに分かりません(;−;)。コマンド表示画面まで行って、入力する文字も分かっているんですが…DVDのリモコン&本体にテンキーもチャンネルキーもないのに、どうやって暗号数字入力すればいいの…?プレステ2で試しても同様。見られた方助けて下さい。…ちなみにDVD、9分間の未公開シーンを含んだ特別編が入っていますが、ゴールドブラムとジャド・ハーシュ(元妻役)の電話の検索エピソードが可愛くて好きvなんだラブラブなんじゃん〜v加減がアップ。
(※)勝手に銘々。他には『アルマゲドン』とか『ディープインパクト』とか(笑)。 (※2)「なあんだ正体わかったら怖くなくなちゃった〜」私が今まで見てきた中でもっともこれを味わったのは、スティーブン・キングの『IT』かも。正体が明らかになるまでの、怖いことといったらもう!その分落差が…(笑)。
監督:ローランド・エメリッヒ。主演:ウィル.スミス/ビル・プルマン/ジェフ・ゴールドブラム/1996年アメリカ作品。
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