エメリッヒ監督やっぱりいいなあ!
『インディペンデンスデイ』もディザスター(自然大災害)映画も大好きなので、いそいそと劇場へ。こういうのは大画面で見なくちゃだよねえ。
ここ最近の地球大変物、『アルマゲドン』も『ディープインパクト』も『コア』も、見るだけは見て、イマイチ〜とか文句たれてる私ですが、『ID4』もこのデイアフターも大好き。
同じようなプロットでありながら、他と何がどう違うのか?判るようで判らない。大味万歳なハリウッド映画でありながら、どこか皮肉めいた作りが小気味いいのか。真面目にバカになれる跳躍度がいいのか。(ちなみに監督はドイツ人。)
二酸化炭素の増加による地球温暖化が深刻な問題になりつつある中、古代気候学者の主人公は、このままだとやがて起こるだろう地球凍結の危機を訴えます。最初は相手にされていませんでしたが、それは突然にやってくる。突然すぎるやん!とか言っちゃ駄目。危機はいつだって突然なのですよ。
時間単位で異常気象に覆われていく地球。我らが日本・東京もあっというまに大惨事です。
巨大ハリケーンに、大津波。さくっとストーリーは出し惜しみすることなく見世物世界へ。最初っから思い切りのいい地球崩壊ぶりが、怖いけど気持ちよいです。
そして散々大地をいたぶっておいて、今度は一気に凍結。この凍りっぷりも容赦なくて、熱い夏の夜に見るには最適です。大スクリーン推奨。
ストーリーとしての突っ込み箇所は覚えきれないくらいたくさんあるんですが、それが映画としての弱さにならない位、自然の猛威が頑張ってます。これはこれでいいと思う。
大災害でありながら、オヤジが息子を助けに行くというピンポイントなヒューマンドラマにきちんと収束されていきつつ、スケールダウンしない演出がさすがです。息子チームとオヤジチーム、そして大自然達の進行バランスが程よく、飽きさせないんですね。
デニス・クエイドは、ビール焼けしたようなアメリカの片田舎出身っぽい雰囲気のオヤジ役が本当にハマる。(『オーロラの彼方に』や『オールドルーキー』など。)息子役は『ドニー・ダーゴ』の兄ちゃん。トビー・マグワイアとオーランド・ブルームを足して割った感じの笑顔が小生意気で可愛い。
イアン・ホルムも出演していましたが、ホビットサイズじゃないので一瞬気がつかなかったです。
そしてこんなにあっさりアメリカ大統領を殺した映画も珍しいかも。ある意味貴重です。
過去類を見ないぐらい、大自然の前にあっさりと大統領、さようなら。注意して見ていないと気付かない程ですよ。
監督:ローランド・エメリッヒ 出演:デニス・クエイド/ジェイク・ギレンホール/イアン・ホルム/エミー・ロッサム 2004年米国作品
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