わたくしポケモン映画現在全7作劇場鑑賞コンプリート中であります。ポケモン侮りがたし。
ひいき目爆発で好きです。来年だって行きますとも!
……しかし、2004年度版はちょっぴり微妙な出来だったな…。
去年(ジラーチ)の感想ではこう書きました。
決して「素晴しい!」とか「名作だ!」と言って人に勧める訳ではないです。
でも子供に見せる物として、バカにせず真摯に作っている良作シリーズだと思います。
でも今年はちょっぴりバカにしてるようなご都合展開が冒頭に続いて、ちょいマイナス。
今回はメインキャラの役割がいつもにまして小さく、関係のない所で話が始まっていたので、話にかかわる人物と、レギュラーのメインキャラ(サトシやピカチュウ達)をさっさと知り合いにするために、相当強引な運びをします。
<話の展開が面白ければ、きっかけなどは強引でもいいらしい>というのはハリウッド映画などの派手目な映画でも感じる事ですが、まさに
「とりあえずさっさと出会わせておいて、話が動き出したら誰もそんなこと突っ込まんだろう」
風の始まり方にちょっと唖然。
他にも、気になる所は多々有りました。
この世界のお約束に関しては突っ込まないのが良い子のルールですが、今回はそれを承知で突っ込みたくなる事が続発。
まずなんといっても…冒頭、宇宙からの隕石が地球に激突。
その中から立ち上がった異形の生き物を見て、南極観測隊のような人々は言いました。
「宇宙から来た、宇宙ポケモンか!」
ちょっと待て!エイリアンも物体Xも、人間じゃなかったらなんでもポケモン!?
そこに襲い掛かってくる、辰の子太郎が乗っていそうな龍形ポケモン・レックウザ。
「レックウザは縄張りを侵されたと思い、怒っているのだ!」
うわー決め付けてどうするー!相手は宇宙からの侵略者で、レックウザ地球を守る正義の味方って考え方はナシですかー(笑)?
科学者達はその後も愚考を繰り返します。
一匹目が南極(仮)の海に沈んだ後、残された結晶を持って帰り、レーザー放射。四年後…。
「ついに解明したぞ!この波長のレーザーを照射すれば、デオキシス(勝手に命名)は蘇る!」
…南極大陸で大暴れした宇宙からの物体Xを、街のど真ん中の研究所で復活させようという危険な科学者達。しかも誰も止めようともしません。どこの世界でも一番恐ろしいのは研究第一で後先考えない研究者なんですね…。
書き出すとキリがないんですが、設定の根源にかかわる問題発言がひとつ。
街の電力がダウンし、すべての電気機器が動かなくなった街に取り残された子供達。
「電気がないからポケモンボールも反応しないわ〜」(ボールのボタンをカチカチしながら。)
ええ〜〜〜!?それはマズクない!?
せめて充電式じゃないとおかしくないですか?連中野山でだって海の中だってどこだってポケモン出し入れしてたじゃないですか!
前回、自然は大切にね!のデイダラボッチ出現で、テーマがでかすぎるかなあと思っていたので、その点は今回わかりやすくてよかったです。ちょっと文明社会批判なア〜イロボット!な展開もありましたが、とりあえずシンプルに友情ってことで。
そして…まだまだ書ききれない程突っ込みは多々あれど…もう一回劇場行っちゃうかもな位、今作を気に入っているのは…くう、トオイ萌えだー!(やけ)
私妙齢の少年青年(高校生以上)は好きですが、ショタ属性はないと思ってたんだけど…最近自信がなくなってきました。サトシ君がただのジャリガキに見える位、今回のトオイ君は可愛かった…。作画も、これまでの映画のクオリティに比べたらアレ?と思うくらい荒れ気味だったんですが、トオイ君だけは、微妙な表情の揺れとか、ものすごい良いんです…。……いい。
そうそう冒頭の世界説明のシーンに、これまでで最多と思われる、「まるでポケモンがゴミのようだ〜!」(ムスカ@ラピュタ)なポケモンみっしり!なシーンがあるのですが、あれほど沢山のポケモンが顔見せしてるにも関わらず、私の愛するチコリータはいませんでした…がくり。
ピカチュウと同じでキャラが立ちすぎていた為、「ピカチュウの森」みたいな特殊設定がない限り、野良では出せないってことで、好意的な判断で自分を慰めてみました…。ぐすん。
そうだ!コレは書いておかないと。
予告がまったくウソでした。予告のシーン(特に人物)まったく使われてません。全然違う。まあ予告はどうあれ見に行くんだけれど、全然違う話ってのは、ちょっとジャロ。かなりいいシーンがあっただけに、惜しくてしかたない。あれは何だったのでしょうか?
監督:湯山邦彦 出演:松本梨香/ 大谷育江/ 上田祐司/ KAORI 2004年日本作品
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