解説通りに書けば、紀元前12世紀に起こったとされるギリシャ神話の悲劇を題材に、恋の情熱によって引き起こされたトロイ戦争を壮大なスケールで描いた歴史スペクタル大作。
なにやら大味大味と聞いていましたが、とりあえずは劇場へ。
…いやあ、面白かったです。あんなに笑える映画だとは。
おかしな友情愛情炸裂映画で、だんだんもうギリシャ悲劇だの歴史物としての映画のスケールだのはどうでもよくなっていった感じです。映画としてはイマイチどうかな〜という感じなんですが、あちこち笑えたのでもうOKということで。
最初はいまいちのっぺりとした撮り方や(船団がCGコピペに見えるとか言わない…。)歴史を冒頭からモノローグで語ってしまう単純さに乗れていなかったんですが、苦労人ヘクトルやヘタレパリスににやにやしているうち、楽しくてしかたなくなっておりました。ある意味昼メロ的な楽しみ方を持った映画だと思うのですが、どうでしょう。とりあえず感想箇条書きにて。
・オーランド最大最高の見せ場は、ヘクトル兄ちゃんの足にしがみつくシーンだと思う。あのシーンだけでもう一回劇場で見たくなる。
・プラピがいいキャラ味出してます。面白すぎるよアキレス。トロイの兄ちゃん達が盛り上がってる中、外に放置され、一人で名前を呼び続けるアキレスが大好きです。
・ヘクトルとオデッセウス、2人して酒場でグチのこぼしあいをしてそうだな〜と言ったのは一緒に行った<トロイ11回目>のLちゃんだが、大きく賛成。苦労人同士気が合いそう。
(でも、苦労の元を大好きで見捨てられないあたりがまた苦労人。)
・衣装や装飾、みな大変キレイで素敵でした。でもスカートで戦うのはイヤだなあ。
・(蛇足な一言)なんかいっぱいカップリング成立しそうな映画ですね。
まあ、こういう感想を持てるのはキャラ立てが思いのほか上手かったという事でしょう。漫画チックなディフォルメではあると思うのですが。私的には、愛すべきバカ映画&ネタ映画カテゴリーです。感動されたという方々、いらっしゃったらすみません。でも好きなんですよ。歪んだ愛情かもしれませんが。
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演:ブラッド・ピット/エリック・バナ/オーランド・ブルーム/ショーン・ビーン 2004年米国作品
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